頭の回転が速いビジネスマンに学ぶ、7つのスピード仕事術


どこの職場にも、頭の回転が速い人っていますよね。頭の回転がいいというのは必ずしも頭がいいということではないのです。まず回転のいい人は様々な情報を自分の中に蓄えています。その情報をいかに利用できるかが重要なポイントとなってきます。傍から見ると「定時に帰るのに業績がいつも高い人」「任せた仕事が一瞬で終わってしまう人」と見えるわけです。同じように頑張っているのになぜこうも違うの?と思うことありますよね。

それでは「頭の回転のいいビジネスマン」がどのようにして頭の中に入った豊富な情報を活用し、周りよりも「デキるビジネスマン」になっているのかをお伝えします。


頭の回転が速いビジネスマンに学ぶ、
7つのスピード仕事術

 

目指す「成果」を必ず数値化する

 

何をするにしてもまずは目標達成です。目的が定まっていないと無駄が多くなります。頭の回転が速い人ほどここを徹底しています。

このことを軽んずる人が多すぎます。あなたはその月、その週、その日に何を達成したらいいのでしょうか?これがイメージできてないと「あれもやらなきゃ」「これをやったほうがいいかな」「あれはどうなっていたっけ」と、注意散漫な時間が長くなり、結果的に業務スピードが遅くなります。一方、頭の回転が速い人は自分がその時その時何を目標にしているかがすぐにわかります。

このときに「◯◯を改善する」という漠然とした成果ではなくて「顧客満足度のアンケート平均を0.4向上させる」というように必ず目標を数値化します。必ず数字が確認出来る目標を設定しましょう。

成果のための「行動」の目標を設定する

次に、あなたの行動を設定することです。これが出来ていないと目標は立ったけれども未達成で終わってしまったということになりかねません。その目標を達成するためにあなたが何をする必要があるのか、を考えましょう。

「売り上げを300万達成する。」という具体的な目標が定まったら、そのためにする行動も一緒に目標化する必要があります。例えば、月400件は電話をかける、とか週に12件は訪問を入れる、など目標を達成するために具体的にとれる行動を目標として設定しておきます。頭の回転が速い人はここまでの作り方が非常にスムーズです。

自分がすべきことを成し遂げるための行動を常に明確にしておくことで余計な時間を省きます。

全ての行動をタスクリスト化する

ここまでととのったら全ての行動をタスク化しましょう。今週すること1電話を50件 2リストの整理 3資料の作成、など自分がすべき行動を全て常に明らかにしてスケジュールにいれていきます。

そしてたとえば「何をしたらいいかわからない」というようなことがあったとしても「◯◯について出来る方法を3つ出す」「◯◯について経験のある人がいないか20人に聞いてみる」など、必ず進捗があるようにつくっていきます。

頭の回転が速い人は「できない」ですぐにとまりません。できなければ、そのための方法を考えることをタスクとして設定する、というのが敏腕ビジネスマンの仕事術です。

まず4割仕上げる。

頭の回転が速い人はまず仕上げてしまい、たとえ完成度が低くても一度市場に出してしまうという考え方を持っています。そんなことしたらユーザーが離れてしまうのでは?という声が聞こえてきそうですが、相手が何をどう望んでいるかは、実際に届けてみないとわからないもの。

なので4割の完成度でもまず相手にわたして反応を見る、ということが大切です。この方向性でいいね!といわれるかもしれないし、え!全然違うものを想像していた!なんてケースもあります。上司に資料をつくるように頼まれたときも同じです。

デザインやフォントサイズにこだわってやっと完成したものを見せたあとに、「枚数が多すぎるから半分以下にけずりなさい」と言われることもあるかもしれません。デザインやフォントももう一度調整し直しです。そんなことにならぬよう、まず大枠をつくり、すぐに相手に確認を求めるべきです。

俯瞰と集中を繰り返す

業務に集中してくると、全体像が見えなくなるときがあります。目標設定をし、行動が定まってタスクをこなすようになると全体の流れに鈍感になります。

タスクに集中しすぎていたけれどよく見たらこのペースで消化しても間に合わない、なんてこともあります。また仕事は自分一人で行うわけではないので、最初に定めた目標についての行動が常に最善とは限りません。なので時々全体を俯瞰して、自分が何のためにそれに取り組んでいるのかについてを考える時間をとるようにしましょう。

机の上はノイズレス

頭の回転の速い人、優秀なビジネスマンに、机の汚い人はいません。いつもスッキリした状態で仕事にむかえるように机の上、引き出しの中は常に整理整頓されています。整理整頓が苦手でなかなか出来ない、という人にオススメするのが「最低限必要なこと以外は捨てる」ことです。

ノイズ(いらないもの)は全て排除するようにしましょう。もしかしたら使うかもしれない、いつか使うかもしれない、そんなものは捨ててしましょう。あなたの業務効率の方が大切です。モノが多いとそれだけ注意散漫になります。集中するまでにも時間がかかります。机の上はパソコンと、メモのみで十分です。くらいの気持ちが大切です。

入ってくる情報をコントロールする(整理の習慣)

集中力を高めるための方法として、情報をコントロールするということも必要です。情報化社会の中では普通に過ごしているだけで無数の情報が入ってきます。

その情報に対して何も考えずに向かっていると自分にとって不要な情報を取り入れ、本当に必要な情報が頭の中にはいってこないこともあります。SNSもそうですが自分に必要のない情報はシャットダウンするクセをつけましょう。

いかがでしたでしょうか。

今すぐできることがたくさんあると思います。頭の回転が速い人、というのは「やるべきことを常に明確にしている」ということが最も重要なポイントです。

そしてそのために要らないものはどんどん手放すクセをつけましょう。自分の頭をスッキリさせることで、必ず業務効率はあがりスピーディーな仕事ができるようになります。

 


まとめ

頭の回転が速いビジネスマンに学ぶ、7つのスピード仕事術

1.全ての行動をタスクリスト化する
2.目指す行動と目指す成果を分ける
3.俯瞰と集中を繰り返す
4.机の上はノイズレス
5.自分を責める時間=コスト
6.情報をコントロールする(整理の習慣
7.まず4割仕上げる。


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