抱きしめる行為が育児の心理に最も大切である理由

抱きしめる行為が育児の心理に最も大切である理由

最近は子供によるセンセーショナルな犯罪報道も増え、子育ての難しさを痛感する親御さんが増えているのではないでしょうか。実際、思春期に入り反抗期を迎えた子供の話しを聞くと不安になる方も多いでしょう。

そこで、今回は子育て、育児についての記事です。最も子育てが難しいのが思春期である反抗期ですが、最も大切で大変なのがこの乳幼児期です。

思春期を迎えた子ども達がグレるのもこの時の育児の不手際による影響が多分にあります。ですので、この時期の育児についての情報は積極的に入手すべきと言えますね。

特に、今回は抱きしめる行為についてご説明致します。親子の触れ合いがどのように子供の心理に影響するのか、その辺りについて詳しく見ていきますので、是非ご参考になさってください。

 


抱きしめる行為が育児の心理に最も大切である理由

 

触れることで愛情を伝えよう

まずは、触れることで愛情を伝えましょう。抱きしめる行為が育児に大切なことは、多くの方がご存知のことでしょう。そして、それがなぜ大切なのか?と問われれば、愛情を伝えるためだからこそなのですね。

乳幼児期に愛情を感じなかった子供は愛情を知らずに育ちます。親に大切にされたことがない子供は他人を思いやる心が育たないのですよ。ゆえに、極端な非行に走ったりする要因になるのですね。

ですので乳幼児期はとにかく子供を抱きしめましょう。抱きしめることで子どもに親の愛情を伝えることができます。愛情が伝われば、子どもの心理状態を安定させることができますからね。

 

帰る場所を作ることで自立心を持たせよう

子供を自立させることが親の最大の務めでもありますが、早くから自立を強要するのは逆効果です。子供は親と言う帰る場所があるから自立できるのです。

親の愛情を感じることができなければ、子供の心理は不安で一杯になります。結果、親から離れられなくなるのが子供です。ですので、自立を促すためには子供に帰る場所があることを伝える必要があります。

そのための方法の一つが抱きしめることなのです。特に、この乳幼時期に子供をたくさん抱きしめることで、親の愛情を伝え、子どもに親が帰る場所であることを伝えましょう。

 

叱った後こそ抱きしめよう

子育てにおいて、子供を叱ることは外せません。親にとっても、できれば子供を叱りたくはないでしょうが、子供のことを想うならば必要な行為です。しかし、単純に叱ってばかりだと、子どもは不安に感じるもの。

ここは子供の心理を理解し、叱った後こそ目一杯抱きしめてあげましょう。こうすることで、子どもは親が自分を嫌いで叱っているわけではないことを理解します。

自分への愛情を確認することで子供の心理状態を安定させることもできますから、必ずやるようにしましょう。

 

忙しい時こそ抱きしめよう

仕事や家事などでどうしても忙しく、子どもの相手をしている暇がないこともあるでしょう。その様な時は数十秒でも良いので、子ども抱きしめるようにしてください。

乳幼児期に親の愛情を感じることができないと、反抗期に非行に走り易くなります。逆にこの時に愛情を感じていれば、親への信頼を持ちますので、早々非行に走ったりはしなくなります。

特にこの時期に放置するのは子供の心を想像以上に傷つけます。忙しい時こそ抱きしめる、これをどんなに短い時間でも徹底するようにしましょう。

 

抱きしめることで闘争ホルモンを抑制しよう

人間には生まれつき闘争本能と言うものが備わっています。これは外的への脅威に対するものであり、人にとってなくてはならないものなのですが、何でも適量と言うものがあります。

闘争ホルモンの分泌を放置していると、体の成長を阻害します。そこで、子どもを抱きしめる行為です。子供は抱きしめることで、この闘争ホルモンの分泌を抑制することができます。

両親の触れ合いが子供の心理に安定を与えて、闘争ホルモンによる余計な刺激から身体を守るのですね。成長の意味から見ても、抱きしめる行為は大切なのですよ。

 

抱きしめることでふれあいホルモンを分泌しよう

人は会話だけでなくスキンシップでもコミュニケーションを取る生き物ですが、これは親子間も同じことです。特に、乳幼児期においてはこの触れ合いがとても大切です。

触れ合うことで「ふれあいホルモン」と言うものが分泌されるのがその大きな理由の一つです。これは自閉症にも効果がある可能性があると言うことで、現在盛んに研究がなされています。

子供を抱きしめることで、ふれあいホルモンの分泌を促し、子供の心理状態を安定させましょう。

 

抱きしめることで不安を解消しよう

子供を抱きしめる効果は子供にだけ作用するわけではありません。実は、育児を行う母親にもその効果が表れるのですね。特に、育児期間中は不安などもあり、ノイローゼ状態になりがちです。

育児においては母親の心理状態の安定も大変重要な要素なのですね。そこで、子どもを抱きしめる行為が活きてきます。子供を抱きしめることで、愛情を感じるのは子供だけではありません。

母親自身も愛情を確認し、心を安定させます。不安になったら子供を抱きしめると良いですよ。きっと、あなたの不安も解消されるでしょうから。

 

いかがでしたか。抱きしめる行為の大切さはご理解いただけましたでしょうか。育児において抱きしめる行為はとても重要なのですよ。特に、この時期にしっかりと愛情を伝えることが大切なのですね。

乳幼児期に愛情を感じた子供は、親への愛情を一々確認する必要がなくなりますから、大げさな非行に走る必要もなくなり、自立心を持って成長するようになります。

親に対する信頼、それが子供の心理状態を安定させるのですね。そのために抱きしめる行為が推奨されるのです。親子の触れ合い、スキンシップは育児において、やはりとても大切な行為なのですよ。

育児に関しては色々と不安もあることと思います。しかし、そのようなときこそ子供を抱きしめてあげることから始められると良いですよ。子供と一緒にあなたの不安も解消されるでしょうからね。

 


まとめ


抱きしめる行為が最も大切な育児である理由

・触れることで愛情を伝えよう
・帰る場所を作ることで自立心を持たせよう
・叱った後こそ抱きしめよう
・忙しい時こそ抱きしめよう
・抱きしめることで闘争ホルモンを抑制しよう
・抱きしめることでふれあいホルモンを分泌しよう
・抱きしめることで不安を解消しよう


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