子育ての悩み解決!褒めてやる気を出させる5つのスゴ技

子育ての悩み解決!褒めてやる気を出させる5つのスゴ技
子育ての悩みは尽きません。真剣に子どもの将来を考えるからこそ、子育ての大切さを認識して、子育てに慎重になってしまいます。今回は、子育ての悩みを解決すべく、子どもに対する「褒め方」を一緒に学んでいきましょう。

子どもは褒め方一つで大きく成長することができます。逆に、褒め方、叱り方を間違えてしまうと、伸びるべき期間を伸びずに過ごすことになりかねません。親として出来る範囲で子どもの助けになれるよう、上手な褒め方を学んでおくことをお薦めします。

以下に「子どもにやる気を出させる7つのポイント」を紹介していきます。子どもを上手に褒めることで、子どもの能力を存分に発揮させてあげたいと願うすべての親に、以下のスゴ技を実践していただきたいと願います。上手な褒め方を心得れば、子育ての色々な悩みの多くは解決するはずです!

 

子育ての悩み解決!
褒めてやる気を出させる5つのスゴ技

 

子どものレベルの少し下から始める

子どもも大人も「自信」を持つことが大切です。子どもは大人に比べて物ができないのが当たり前です。自分よりもだいぶ理解の遅い子どもに対して、「出来の悪い子だ」と思うのは間違いです。周りと比べて焦って色々と物事を覚えさせようとするのも間違いです。

子育てに悩みを抱え息詰まると、そのような思考に陥ることがあります。もちろん、子どもの将来を思いやっての行動だということはわかりますよ。どの親でも陥りやすい罠なのですから。

子どもは子ども。そして子どもの習熟度は個人差があるのです。我が子の出来をじっくりと見つめ、我が子が「確実にできる」レベルの物事をさせ、上手くいったら「褒める!」を繰り返してください。

これだけ人間の多い環境で、幼稚園、小学校と上がっていけば、周囲に比べた自分のレベルを子ども自身が知ることになります。「あなたは他の子に比べて遅れているのよ!」と親がわざわざ知らせる必要はないのです。

それよりも、「出来ることを褒める」ことを続け、子どもに「自分はすごいんだ!」と思わせることが大切なのです。

 

「出来ている箇所」を注目して褒める

子どもが何かするときに、親はどうしても「出来ていないところ」に注目してしまいます。子育てにおいて我が子の「出来の悪さ」に悩みを抱える親も多いでしょう。しかしできないことが多いのは当たり前。子どもなのですから。

一つの物事の中で、出来ているところを発見して、大いに褒めてあげてください。「ママ、お料理手伝う!」と意気込んできても、「粉を落とした」「袖を汚した」「混ぜ方にむらがある」などと怒っていては、お手伝いする気持ちそのものをつぶすことになります。

そこで親の側も一生懸命、子どもが「出来ているところ」を発見する姿勢が大切です。「腕まくりで来たね!」とか「いつもママの子とよく見ているから、上手にマネできてるね!」とか、褒める内容は何でもいいのです

 

他者とは決して比べないこと!

大人もそうですが、他者と比べられると何とも嫌な気持ちになりますよね。子どもだって同じです。子育てに悩みを抱えている時期はとにかく他者と我が子の比較をしてしまいがちです。

しかし他者とは決して比べることの無いように、気を付けて発言してください。あなたのお子様には、その子なりの良さがたくさんあるのです。そこを見つけて、伸ばすつもりで褒めてあげてください。

なんでも遅く、イライラすることがあっても、「○○くんはなんでも丁寧にやることができるね。」と、褒めてあげてください。人よりも優れることが大切なのではありません。その子自身の能力を、フルに発揮できることが大切なのですから。

 

「去年の自分」「先月の自分」と比較して褒める

かといって、のんびりマイペース過ぎる我が子の成長の遅さに、はらはらと心配する親御さんも多いでしょうね。子育ての悩みの多くは、子どものペースに親が合わせられない時に出てくるのです。

そんなときは、我が子のためにも親のためにも、「去年の我が子」を思い出してみてください。そして、今の我が子と比べるのです。これは親にとっても心落ち着けるいいチャンスです。「去年に比べてこんなにできるようになったね!」と子どもの自信をつける効果はもちろん、親自身もそれを確認することで、我が子の成長を感じることができるからです。

周囲と比べてイライラするよりも、去年の我が子と比べて、お子さんと一緒に成長を喜んでください。

 

子どもが夢中になって没頭しているときは邪魔しない

子育ての中の悩みの一つに「片付け」が挙げられます。子どもがいると部屋は散乱。片しても片してもきりがありません。しかし我が子が何かに夢中になっているとき、親は声をかけずにそっと見守ることが大切です。

子どもがたとえ部屋を汚していても、熱中している作業が終わるまでは見守るのです。それによってお子さまに必要な集中力が大きく養われるからです。集中している最中を邪魔されることが続くと、集中力そのものが成長しません。褒めるべきは何かに集中しきっているお子さまの姿勢です。褒める代わりにその場の静寂を守り、熱中させ続けてあげてください。

そして子育て中は部屋の散乱風景を悩みと思わずに、「当然」と思ってやり過ごしてください。

 

さて、子育ての悩みを解決し、子どもにやる気を出させるために、上手な親の褒め方について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

子どもから「親」へと成長途上の「親」であるあなただって、一人の人間です。完璧に子どもにとって良い行動ばかりとれるわけではありません。時には子どもの弊害になってしまうこともあるのです。それはあなただけでなく、どの親にも言えることですよ。世界中の親が「良い親になりたい」と試行錯誤しているのですから、あなたも一歩一歩お子さまと前進していけばいいのです。

子育ての悩みは解決したと思ったら新たに生まれます。時には方向を間違って、ストイックに子どもに向き合いすぎてしまう親もいるのですが、親にとって一番大切なのは「愛情」だということを忘れずにいてください。そうすれば、「上手な子育て」ができなくても、心身ともに健やかなお子さまが育つことだけは間違いありませんから!

 

まとめ

子育ての悩み解決!褒めてやる気を出させる5つのスゴ技とは?

・子どものレベルの少し下から始めて「出来るね!」と自信を持たせる
・「出来ている箇所」を注目して褒める
・他者とは決して比べないこと!
・「去年の自分」「先月の自分」と比較して褒める
・子どもが夢中になって没頭しているときは邪魔しないで、集中力を養う

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