ロジカルシンキングで問題解決するまでの5つのプロセス

ロジカルシンキングで問題解決するまでの5つのプロセス
ロジカルシンキングという言葉は書籍やビジネスセミナーなどでよく聞くワードですよね。日本語に直訳すると論理的に考えることとか論理的思考力といいますが、論理的な物事の考え方というのは何となくわかるものの、いざ実践しようとすると具体的に何から始めたらいいかわかりにくいものです。

ロジカルシンキングは主に何かの問題を解決する時に実践するといい方法です。ビジネス、プライベートに関わらず、人は生きていれば何かしら問題を抱えているものです。そんな時、解決策がわからないために人は悩みます。

しかし、このロジカルシンキングを正しい手順で実践すれば、目の前にある問題を論理的に解決することができるのです。そこで、誰でもわかるようにロジカルシンキングのプロセスについて具体的に5つの手順に分けて解説します。



 

ロジカルシンキングで
問題解決するまでの5つのプロセス

 

問題を明確にする


ロジカルシンキングで問題解決するためには、まず問題は何かを明確にする必要があります。問題は何かなんて自分がよくわかっていると思う人もいるかもしれませんが、問題が何かということが正しく認識できていないとその後のロジカルシンキングにプロセスの途中でつまづいてしまう可能性があります。

問題を発見するためには、まず目指しているゴールや理想、目標が何かを定量的に再認識する必要があります。そして、現状がどうかを定量的に分析して、ゴールとの差を明確にするのです。この差がギャップであり、問題なのです。

 

課題の洗い出しをする


ロジカルシンキングの最初のプロセスで問題が何かを定量的に明確化したら、次にするのは、その問題を抱えてしまっている原因をできる限り洗い出します。その原因が自分にとっての課題です。

その課題をクリアすれば問題というギャップを埋めて目標に近づくことができる、そのような課題は1つではないはずです。思いつく限りの課題をなるべく多く書き出すことがポイントです。ロジカルシンキングというとスマートに問題解決ができるものだという印象を抱く人も多いですが、1つ1つのプロセスは意外と地道なのです。

 

課題解決策の立案


課題の洗い出しまで進んだら、その課題に対しての解決策を出していきます。ロジカルシンキングにおいては、問題発見、課題抽出をしたら後は、課題解決策の立案というのが順番です。ロジカルシンキングで問題解決をするにあたって陥りやすいのが、課題抽出と解決策を混同させてしまうことです。

課題の抽出と課題解決策の立案は対になっているため、課題を洗い出している時についその解決法まで考えてしまうのです。しかし、ここで解決法まで考え始めてしまうと、課題を出し切らないうちに先のプロセスに進んでしまうため、最終的に問題解決には不十分になってしまうのです。

 

解決策を実行する


ロジカルシンキングで課題の抽出とそれに対する解決策まで洗い出したらいよいよ解決策の実行に移ります。しかし、ありったけの課題をそれに対する解決策を出したため、すべてを一気に実行することは不可能です。そこで実践しなくてはいけないのが実行する解決策の優先順位付けです。

課題解決策の優先順位を決定するポイントは、問題解決に与えるインパクトの大きさと実践難易度です。課題解決策の1つには違いなくとも、そのインパクトが小さいものではあまり意味がありませんし、インパクトが大きいものでも実践難易度が高ければ現実的ではありません。

問題解決に与えるインパクトの大きさと実践難易度の高さのバランスを考えて課題解決策を実行していくのがベストです。

 

解決策の評価と改善


ロジカルシンキングで問題解決をするプロセスは、解決策を実行するまで到達したら終わりだと思われていることが多いですが、実はこれで終わりではありません。ロジカルシンキングで最も重要なのは、問題解決策を実行した後にその解決策がどうだったのかを評価をして改善策につなげることです。

解決策の成果がとても大きく効果的だった場合、その解決策を横展開していくことが可能ですし、思ったような成果がでなかった場合にはその失敗から改善策を検討して次のアクションに移ることが重要です。やったらやりっぱなしでは、PDCAは回りませんし、問題は解決に向かって進んでいくことができないのです。

 

如何でしたでしょうか。

ロジカルシンキングで問題解決をするまでのプロセスを順に見ていくと、目から鱗的な意外な手法が含まれているということはなかったと感じる人が多くいます。問題解決をするにあたって楽をしてできる近道というのはないのです。

しかし、ロジカルシンキングを実践せずに問題解決をしようとすると余計な失敗をしたり、革新的な解決策が見つからないなど、遠回りをしてしまうことが多いですし、何しろ自分の思い込みや感性だけで物事に取り組む癖がついてしまい、視野が狭くなってしまいがちです。

そのため、問題解決をするまでには、今回解説したロジカルシンキングの手順を踏むことが必要です。問題発見、課題抽出、課題解決策立案、解決策の実行、そしてその振り返りというサイクルを繰り返すことで、着実に問題の解決というゴールに近づくことができます。

 

まとめ

ロジカルシンキングのプロセスとは

・理想と現実のギャップから問題を発見する
・問題に対して課題となっていることを洗い出す
・課題をどうやって解決するか検討する
・有効な解決策を選んで実行に移す
・実行した解決策の評価をして改善策につなげる