小学校で英語の授業が本格的に始まり、お子様の英語慣れを進めたい親御さんにとっては望ましい環境が整いつつあるといっても間違いではありません。確かに、できるだけ早いうちから英語の勉強を始めておきたいもの。公立小学校で英語の授業があるなら金銭的にも楽ですよね。
とはいえ、他のお子さんと差をつけるためにも、そしてお子様本人の実力を磨き上げるためにも、小学校の英語の授業プラスアルファの準備をしておきたいのも本音というもの。授業が始まる前からある程度の用意をしておけば、初めての英語の授業に戸惑わずに対処できるというメリットもあります。
そこで、小学校で英語の授業が始まる前に覚えておきたいフレーズを5つピックアップ!基本中の基本のものもありますが、しっかり覚えておけば余裕が生まれますので、参考にしてください。
小学校で英語を習う前に、
覚えておきたい5つのフレーズ
フレーズ(1)あいさつ
小学校で英語を勉強する前に一通り覚えておきたいフレーズは、何といってもあいさつ表現でしょう。あまりにも基本的に思えるかもしれませんが、すべてのコミュニケーションはあいさつから始まります。それは日本語においても英語においても変わりません。
「Hello(こんにちは)」や「Good bye(さようなら)」、「See you(またね)」という基礎に加え、「Good morning(おはよう)」や「Good afternoon(こんにちは・・・helloに似ているが、正午から夕方の間に限定したあいさつ)」、「Good evening(こんばんは)」など細かくしていきます。
また、「Thank you(ありがとう)」、「You’re welcome(どういたしまして)」、「I’m sorry(ごめんなさい)」のような、お礼を述べたり謝ったりする表現も重要です。
このうちのいくつかは小学校英語の授業にも登場しますので、今から覚えておけば余裕を持って授業を受けることができるでしょう。
フレーズ(2)季節のあいさつ
フレーズ(1)のような日常的なあいさつに加え、特別な季節のあいさつも学んでおくとスマート、かつ楽しいものです。
例えば「Merry Christmas(メリー・クリスマス)」や「Happy New Year(明けましておめでとう)」、「Happy Mother’s Day(母の日おめでとう)」、「Happy Father’s Day(父の日おめでとう)」など、イベントに合わせたあいさつ表現。
クリスマスカードや年賀状、母の日や父の日のメッセージカードに書く表現としても非常に最適です。一緒に書いたり読んだりしながらカードのデコレーションもプラスすれば、お子様にも楽しみながら勉強してもらえます。
フレーズ(3)自己紹介
自己紹介もあいさつと同様、英語学習の初歩にとっては非常に大切な表現です。小学校英語にも登場する簡単な表現ではあるものの、初対面の人に会うときには必ず口にすることになりますので、面倒くさがらずに覚えましょう。
覚えておきたい自己紹介表現としては、「I am 〜(私は〜です)」、「My name is 〜(私の名前は〜です)」などの名乗りや、「I’m 〜 years old(私は〜歳です)」と年齢を告げるもの、「I’m from 〜(私は〜出身です)」と出身地をいうものがあります。
フレーズ(4)気分を伝える表現
あいさつ表現や自己紹介を身につけたら、今度は自分の気持ちを英語でどのように表現するかについて考えてみましょう。小学校英語でも多少は取り上げますが、ここはバリエーションが多いほうが得です。
「I’m happy(私は幸せです)」、「I’m glad(私はうれしいです)」、「I’m fine(私は元気です)」というポジティブなフレーズに加え、「I’m hungry(お腹がすいています)」、「I’m sick(気分が悪いです)」、「I’m tired(疲れています)」、「I’m sleepy(眠いです)」という表現も覚えましょう。
フレーズ(5)好きなもの、好きでないものを伝える
食べ物や飲み物、有名人、本、漫画など好きなものを表現するフレーズとして「I like 〜(私は〜が好きです)」と覚えておくと便利です。自己紹介に付け加えると、単調になりがちな紹介にふくらみを持たせることができます。
加えて、「好きです」とは逆の表現である「好きではありません」として、「I don’t like 〜(私は〜を好きではありません)」も覚えておきましょう。こちらも小学校英語に登場することの多い表現ですので、先に学習しておくとスマートです。
小学校英語を始める前に倣っておきたいフレーズ5種類、いかがでしたか。
基本的なあいさつや季節のあいさつ、自己紹介などは小学校で英語を習うときに触れることがあるでしょう。でも、それよりももっと前に身につけておけば初見で戸惑うことがなく、精神的な余裕を持つことができます。メッセージカードなどを作るのも楽しいものです。
それに加え、自分の気分を伝えるフレーズの学習も大切。「お腹がすいた」、「病気だ」、「疲れている」などをしっかりと伝えられれば、例えば海外旅行などでトラブルに巻き込まれたときの備えになります。
また、好きなものや好きではないものをきちんと言うことができれば、同じ嗜好を持つ人との会話の種を得ることができますよね。簡単な表現ではありますが、会話への第一ステップを作ってくれる存在ですので、侮らずに学びましょう。
まとめ
小学校英語が始まる前に覚えておきたいフレーズとは
・基本的なあいさつ表現
・お正月など季節のあいさつ表現
・自己紹介
・気分を表現する簡単な英語表現
・好き嫌いを英語で表現する