カウンセリング資格を取る前に、知っておきたい5つのこと

カウンセリング資格を取る前に、知っておきたい5つのこと
ストレス社会と言われ、多くの方が精神的に大きな負担がかかっている現代においてカウンセリングという言葉はめずらしいものではなくなりました。また、カウンセリングを受ける人が増え、需要が高まっている今、カウンセリングの資格を取得しようとする方も増えています。

少し前まではカウンセリングを受けると言うとかなり心配されたり変な目で見られることもありましたが、今では昔比べずいぶん気軽なものになったことが理由として挙げられます。

しかし、カウンセリングと一言に言っても、カウンセリングの資格も様々あり、また活躍の場も色々とあります。そしてその勤務先やカウンセリング対象によって必要な資格や勉強方法もやや異なってきます。今回はカウンセリング資格を取る前に知っておきたい5つのことについて解説します。



 

カウンセリング資格を取る前に、
知っておきたい5つのこと

 

カウンセラーの種類


そもそもカウンセラーの種類がだいたい何種類くらいあるかご存じでしょうか?実は、たくさんの資格があります。その中でも有名な資格として、臨床心理士、臨床発達心理士、産業カウンセラー、スクールカウンセラー、心理判定員があります

これらの資格は国家資格ではありません。もっといえば、カウンセリングに関する国家資格はありません。つまり、カウンセリングの資格を取ったからと言って、必ずしも就職できるということはないのです。まず、ここを知っておかなければいけないでしょう。

 

勤務先の種類


カウンセラーの就職先は大きく分けて、医療機関、介護施設・相談センター、教育機関、企業の4つあります

医療機関には精神科、心療内科があるため、そのサポートをするという役を担っていることが多いです。介護施設・相談センターでは、児童相談や介護に対するカウンセリングを中心としています。

教育機関では、スクールカウンセラーが有名で、生徒や保護者、先生など学校に付随する人間関係のカウンセリングが中心です。企業は、産業カウンセラーと言われることが多く、従業員のケアが主な仕事です。

 

資格の取得方法


カウンセリングの資格は大学や大学院、専門学校へ行かないと取得が困難、受験資格が与えられない資格のもの研修や試験に受かれば与えられる資格のものがあります。

研修や筆記試験で取得できる資格ならいいのですが、大学や専門学校へ行く必要があるカウンセリング資格は、早めに知っておかないと資格取得するために大きく遠回りしてしまいます。

そのため、まず、自分自身がどの勤務先あるいはどんな方をカウンセリング対象としたいか考えましょう。勤務先あるいはカウンセリング対象によって取得しておいた方が有利な資格、必要とされている資格があるからです。

大学や専門学校へ進むことが必要な場合は、学校を選び進学しましょう。研修や試験で取得可能のものは、それぞれの民間が実施している試験に受けることで取得することができます。

 

カウンセラーに向いていない人


カウンセリングの資格を取得したい方にこのようなことを言うこともおかしいのですが、カウンセリングに関わりたいと思った以上、知らなければいけないことがあります。それは、自分自身がカウンセラーに向いているか、向いていないかです。

おそらく向いていないと考えている方はいらっしゃらないかもしれませんが、向いていると自信満々な方は要注意です。カウンセラーは患者の気持ちを理解しようと努力しなくてはいけませんから、鈍感な人は向いていません。しかし反対に、繊細な方も向いていません。

また、「人の相談を乗ることが得意な方」や「自分はつらい思いをたくさんしてきたから相手の気持ちにより添えるという方」も向きません。カウンセラーは患者の気持ちに共感する必要があります。しかし、共感する力以上に相手に引っ張られない強い精神力がないと続かないお仕事です。精神的に強く自分を客観視できない方はカウンセリングの資格の取得を今一度考えてみてはいかがでしょうか。

 

自分自身もカウンセリングを受ける可能性があることを知る


「どうしてカンセラーがカウンセリングを受ける必要があるんだろう?」と思うかもしれませんが、人の負の部分を聞き、それに共感し、ともに解決策を長きに渡って考え、実行していくことは並々ならぬパワーが必要です。

カウンセラーは完璧人間ではありませんから、当然ながら精神的にかなりの負荷がかかります。そのため、カウンセラーも本来であれば簡単なカウンセリングを受けた方がいいのです。

もちろん、必ず受ける必要はありませんが、自分自身もカウンセリングを受ける可能性があるということを知り、それに抵抗を持つようではカウンセリングの資格を取得し、カウンセラーになることはオススメしません。

 

いかがでしょうか。「困っている人の心を癒したい」「心理学に興味がある」など、カウンセラーになりたい理由、カウンセリングの資格を取得したい理由は様々でしょう。冒頭でも書きましたが、今ではカウンセリングを受けることは少し前に比べるとずいぶん気軽になり、抵抗感がなくなってきています。

しかし、だからといってカウンセリング内容が気軽になっているというわけではありません。様々な問題が多い現代は、悩みもまた複雑に絡み合っています。カウンセラーが欝になることもめずらしくありません。

そのため、カウンセリングの資格を取得する際には、カウンセラーのいい点はもちろん、危険性も同時に知っておくことをオススメします。この記事を読んで、カウンセリングの資格取得に対するプロセスや注意点を知っていただければ幸いです。

 

まとめ

カウンセリング資格を取る前に、知っておきたい5つのこと

・カウンセラーの種類を調べましょう
・勤務先と必要な資格を確かめましょう
・資格取得に必要な条件を調べましょう
・自分がカウンセラーに向いているかどうか考えましょう
・カウンセリングを受ける抵抗がないか確かめましょう