結婚式スピーチ!知らないと恥をかくマナーとは?

結婚式スピーチ!知らないと恥をかくマナーとは?
友人や知人・会社の同僚や部下の結婚式でスピーチを頼まれることがありますよね。おめでたい席でのスピーチの依頼は、光栄の一言に尽きます。そして結婚式という一生に残る大切な場を彩るにふさわしい、素敵なスピーチを目指したいところです。

しかし最近の若者は、結婚式のスピーチのマナーを知らない人も多いのです。マナー違反を平然として、スピーチをやり切った誇りを持ってニコニコと席に戻る人もいます。参列者は内心で残念な思いをしているとも知らずに…。

そこで今回、結婚式のスピーチをするにあたって、守るべきマナーをお伝えします。大体は常識の範囲なのですが、結婚式ならではのマナーもあるので、スピーチを前にご一読ください。

 

結婚式スピーチ!
知らないと恥をかくマナーとは?

 

名前を呼ばれたら一同へ向かって一礼をする

まず、結婚式の進行上、「スピーチを行ってくださる○○様」と司会者からの紹介があります。名前を呼ばれたあなたは、まずは着席で一礼。立ち上がって一同を向いて一礼をしてください。

緊張のあまりぺこぺこと何度も頭を下げている人や、一礼を忘れて「はい!」と叫んでマイクの前に向かう人もいますが、それではマナー違反になります。名前を呼ばれたら一礼することを頭に入れておいてください

また、お辞儀はゆっくりと丁寧に行う方が、より美しく見えます。その後ゆっくりとマイクの前へと向かってください。

 

マイクの前でもまずは一礼

マイクの前に立ったら、やはりまずは一礼。これは参列者全員に向かっての礼です。その後に新郎新婦の方に体を向けて一礼。体は上体だけ斜めにするのではなく、足からきちんと体全体の向きを新郎新婦に向けてください。

 

スピーチの序盤で両家のご両親に着席を促す

スピーチの最初に改めて名を名乗り、「自分は新郎の高校時代の友人です。」と、新郎新婦との関係を一同に知らせる一文を入れてください

自己紹介が済んだら、おそらく立ち上がったままの新郎新婦のご両親に座るように促してください。「どうぞ着席してください。」と一文添えるのです。そうしなければどうなるか。あなたの長いスピーチの間中、両家のご両親は立ったままになってしまいます。疲れますよね。スピーチ序盤で着席を促すことはマナーなので忘れずにいてください。

 

過去の暴露話・恋愛話を避ける

当然なのですが、結婚式のスピーチで、新郎新婦の昔の暴露話や恋愛話は禁物です。新郎新婦のどちらであっても顔がこわばってしまいます。昔の恥ずかしい話を暴露して、新郎新婦に恥をかかせることもなく、笑顔で一同を和ませる話を選んでください。過去の恋愛話は、これからの新郎新婦の未来を夢見る場にはふさわしくはありません。

 

縁起の悪い言葉を避ける

結婚式のスピーチでは、縁起の悪いとされる言葉は使用してはいけません。縁起の悪い言葉とは、「忌み言葉」と呼ばれるものです。「飽きる」「終わる」「帰る」「別れる」「切れる」「割れる」「冷める」「捨てる」「離れる」などが忌み言葉として、結婚式のスピーチではタブーとされています。

結婚式のスピーチの原稿をよく見なおして、忌み言葉を使っていないかを何度もチェックしてください。忌み言葉は上に挙げた以上にもいくつもあるので、結婚式のマナーを記述した本などでくまなく調べてください。

 

常に笑顔を絶やさずにスピーチをする

結婚式のスピーチは、おめでたい気持ちを会場に運ぶ役割も担っています。大勢の前でのスピーチで緊張もするのですが、新郎新婦のために頑張って、スピーチの間は笑顔を絶やさずにいてください。笑顔ではきはきとスピーチすることができれば上出来です。新郎新婦も参列者も、あなたのスピーチで気持ちが温まることでしょう。

スピーチに慣れていないと緊張して硬い表情のまま原稿を読み進めてしまうのですが、新郎新婦にとっては一生に一度の華やかな席です。あなたも笑顔で花を添えるつもりでスピーチしてください。笑顔さえ絶やさずにいられれば、多少のとちりや言い間違いは多めに見てもらえるものですよ。

 

スピーチ終了後にも一礼をする

結婚式のスピーチが終了したら、マイクの前で必ず一礼をしてください。「ご清聴ありがとうございました。」とそえると尚いいですね。礼は、上述した通り、ぺこぺこと焦ってしたものではなく、落ち着いてゆっくりと頭を下げる方が礼節にかなっています。深すぎず浅すぎず、スピーチ後の拍手に応える程度の速度でお辞儀をしてください。

 

さて、結婚式のスピーチをする際に、知っておくべきマナーを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

スピーチは誰だって緊張します。大切な結婚式という場だからこそ余計に、緊張も高まります。あなたに対して結婚式のスピーチを依頼してきた新郎新婦のためにも、良い思い出を残してあげたいという願いがあるゆえの、いい意味での緊張ですよね。

昨今の自由な風潮で無視されがちなマナーについて紹介してきましたが、上に挙げたのは本当に基本的なものばかり。原稿を作る際にチェックして、頭に入れておけば十分です。

一番大切なのは、マナーを守ることよりも、新郎新婦の末永い幸せを願う気持ちです。その気持ちさえあれば、多少のマナー違反も、後に良い思い出として語られるので、あまりがちがちにならずにリラックスしてスピーチに挑んでくださいね。

 

まとめ

結婚式スピーチ!知らないと恥をかくマナーとは?

・名前を呼ばれたら一同へ向かって一礼をする
・マイクの前でもまずは一礼
・スピーチの序盤で両家のご両親に着席を促す
・過去の暴露話・恋愛話を避ける
・縁起の悪い言葉を避ける
・常に笑顔を絶やさずにスピーチをする
・スピーチ終了後にも一礼をする


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