短時間睡眠が体に多大な負担をかけている7つの理由

短時間睡眠が体に多大な負担をかけている7つの理由

睡眠には、身体と脳を休め、日常生活の中で、溜まった疲労やストレスをとりのぞく効果があります。

社会人も学生も、子供も大人も・・・忙しい現代社会で生きる人々は、脳も疲れやすく、ストレスも溜まりやすい生活を余儀なくされています。だからこそ、睡眠がとても大切なのです。

とは言え、寝る時間も惜しんで、しなければいけない事が山積みになっているのですから、なんとか、効果的な睡眠法や短時間でも理想の眠りを得たいと思うのは当然の事。では、その短時間睡眠には、何か問題があるのでしょうか。「短時間睡眠が体に多大な負担をかけている7つの理由」について、しらべてみましょう。



 


短時間睡眠が
体に多大な負担をかけている7つの理由

 


睡眠不足になりがちな職業の問題点


いきなり、ショッキングな話題ですが、ある週刊誌の統計から「早死にする職業ベスト10」というものが、みつかりましたので、ご紹介しましょう。

1位 大手広告代理店の営業、2位 IT企業の下請けSE、3位 チェーン飲食店店長、4位 若手官僚、5位 病棟勤務の看護師 6位 タクシー運転手、7位 LCCの客室乗務員、8位 自衛官、9位 公立学校の教員、10位 トラック運転手

これを見て感じた事は、これらの職業に共通する事は、「夜勤」「不規則な睡眠時間」があり、日常的に安定した睡眠が取れてない事が多いという事でしょう。それにより、日頃からストレスが蓄積し、命にも関わってくると言う事になるのです。

 


脳の基本的な処理能力に悪影響が!?


もし、普通の人が無理矢理起き続けているとどうなるかわかりますか?当然ながら、次第に様々な弊害が出てくるのです。

倦怠感など身体的なもの、認知や記憶力などの脳の基本的な処理能力まで影響してくるのです。 更に、睡眠不足が長期間継続する状態になると、それらは一時的な症状ではなく、深刻な脳への固定的ダメージとして刻まれていくのです。

つまり、短時間であっても睡眠をとれたのなら眠気はとれるでしょう。しかし、認知能力などのスペックはしばらく低下したままになってしまう。それが、日常的になってしまう事が怖いのです。

 


人は寝だめは出来ない?


平日は、忙しすぎて、寝たくても寝られない。だから、休みの日は寝て過ごすという人も多いでしょう。あるいは、休みの日は、普段出来ない遊びの日に充て、リフレッシュするという事もあるかもしれませんね。

前者の場合、前提として平日は例えば3時間睡眠で、休日にドカッと眠るようなパターンですが、休日にまとめて睡眠を取らなければならないのは、平日の睡眠不足が継続性に体に負担をかけているため、ここでは、その継続性に問題があるのです。これはとても身体には悪いでしょう。

こうした短眠法の弊害は、このように平日の睡眠不足を補うためにドカッと寝たところで、前出の様に、眠気は取れても認知能力などのスペックは低下したままになる状態です。実際には、睡眠不足による様々なダメージは、たった一日、まとめて寝た位では回復はしないのです。

 


若いから乗り切れる睡眠不足


若さがまだ睡眠不足に打ち勝っているから、無理もきくのだと言う事を決して忘れてはいけません。やりたいことがある、やらなければいけない事があるからと睡眠を削らなければいけない場面はあります。しかし、睡眠不足になれば、当然、次の日疲れも残る物。そんな時「短時間でも疲れがとれる睡眠法」を求めるようになるものです。

確かに3、4時間の短時間睡眠でも元気な人もいますが、それは若さがまだ睡眠不足に打ち勝っているだけで、年齢と共に、気力も体力も落ちてく物である事は常に意識しておかなければなりません。

いまは、まだ大丈夫かも知れません。しかし、その短時間睡眠の生活の積み重ねの結果、10年後20年後の自分がどうなっているのか想像した事はありますか?とるべき睡眠をとらないという事は、少なからず、自分に無理を課している訳ですから、疲れやダメージが蓄積するのは、当然のことです。

そこで、もし、睡眠の質をあげることが出来るのなら、短時間睡眠であっても、本当の意味での心身の回復が出来、仕事や学習の効率も上がり、余暇が出来る、つまり、自分の好きな事が出来る時間が増える、故に、ゆったりと睡眠の準備が出来るという理想的な循環が出来る訳ですが、そんな理想的な良い質の睡眠に辿り着くまでには、思考錯誤が必要かも知れませんね。

また、免疫力アップの強い味方である、成長ホルモンには、充分な睡眠が深く関係していると言われています。睡眠に全く満足していない人は、非常に満足している人に比べて風邪にかかる確率が約7倍も高くなるという研究結果があるのです。

つまり、大人になると不要と思われがちな成長ホルモンですが、病気に対する抵抗力をつけるためにはとても必要な免疫物質を生成するホルモンだと言う事ですね。因みに、この成長ホルモン、眠りはじめの3時間に分泌されるもので、最初の3時間は、通常ノンレム睡眠と呼ばれるこの最初の3時間は、深睡眠が現れる時間帯です。この深さが、成長ホルモンを左右させると言われているのです。

 


脳内の毒素を除去しきれない状況に!?


睡眠は、起きている間に脳内でつくられた毒素(化学物質)を取り除くという大切な役割をもっているといわれます。寝ることにより身体の修復作業が行なわれ、疲労回復する効果があるのです。簡単に言えば、頭の中をスッキリさせるためには、充分な睡眠は必要なのです。

寝不足のせいで頭がボーっとしてしまったという経験は、多くの人が感じる事でしょう。それは、睡眠中に除去しきれなかった毒素が残っている為、考えるという行為の邪魔をしてしまう事なのです。更には、この様な毒素が脳に溜まったままになっていると、アルツハイマー病など神経系の病気の原因になりやすいとのことですから、とても恐ろしいですね。

 


ストレス蓄積の結果、人間関係も崩す!?


睡眠は、日常で溜まっていくストレスを取り除く効果もあります。充分な睡眠がとれなければ、ストレスを解消する大切な時間さえ削ってしまっている事になる訳ですから、ストレスは、どんどん溜まる一方です。

ストレスが蓄積していくと、人は、イライラしやすくなったり、精神が不安定な状態になります。すると、冷静で有れば、何でもない事でも怒りのスイッチが入り易くなり、周囲の人にも当たる様になってしまい、果ては、人間関係さえも崩れていってしまうのです。

常に平和的で、おおらかな気持ちを維持し続ける為には、睡眠は非常に大切なものなのですね。

 


女性にとっては、特に重要なものです


一般的に、女性は、男性より脳が疲労しやすいため、睡眠を大切にしなければならないのです。

女性は、「同時に複数のことを考え行動する」と言われます。例えば、主婦であれば「家事」を例にあげるとわかりやすいかも知れませんが、起床した途端、家族を起こし、洗濯機を回し、全員が朝食を摂る時間を考えながらお弁当や料理を作り、自分の身支度も済ませるなど・・・これだけめまぐるしい事を日常の中で実行出来るのが女性です。

それだけ、脳も身体も、男性よりも負担はあり、疲れも多く感じるのです。そのため、女性は脳の機能を修復させるため、睡眠は必要不可欠なのです。逆に脳が疲れているのにも関わらず、睡眠をとらないでいると、更に脳が疲労していき、それに耐え切れなくなった結果が、うつ病や認知症を引き起こしてしまう事になるのです。

また、女性が睡眠を十分にとらないと、肌が本来持っている再生能力が落ちてしまい、肌荒れに繋がります。目の下のクマは勿論、肌自体があれ、吹き出物やキメが乱れるなど、一目瞭然。それを隠す為にメイクを濃くにする、更に、肌が荒れると悪循環のきっかけになる訳です。

さらに、女性の寝不足は生理不順や自律神経失調症など、大切な健康面へのリスクも非常に高くなるので、どんなに気になる事、楽しい事があっても充分な睡眠は優先すべきでしょう。

また、気になるスタイルの維持にも影響があります。それは、睡眠不足は、食欲を抑制するレプチンというホルモンの分泌を減少させ、逆に食欲を増進させるグレリンというホルモン分泌を上昇させます。食欲が増大し、ダイエットを困難にさせるというリスクがあるというのです。

 

いかがですか。以上が、「短時間睡眠が体に多大な負担をかけている7つの理由」です。短時間睡眠と言うよりも、人間には睡眠が大切なのだと言う事を改めて感じました。当然、眠りの質が高ければ4時間半睡眠でも大丈夫かも知れません。とは言え、さすがに3時間以下の睡眠では、健康に悪影響が出てくるのは当然の事。

また、短時間睡眠を実行する為、睡眠の質を高めるには、身体に負担をかけないために寝る2~3時間前までに食事を済ませておくことや、照明を落としてメラトニンという眠りを誘う物質を分泌させやすくすることなどの工夫が必要となって来る訳です。

忙しさから、睡眠時間を削っている人達にそれができるのかどうか・・・疑問です。ならば、ある程度の睡眠時間を確保する事の方が、実践しやすいかも知れませんね。

例えば、どうしても短時間睡眠になってしまう場合に、効果をもたらすのは、昼間の15分仮眠、これが出来れば、驚くほどパワーアップが期待できるといわれますので、是非、お試し下さい。

 


まとめ


短時間睡眠が体に多大な負担をかけている7つの理由

・睡眠不足になりがちな職業の問題点
・脳の基本的な処理能力に悪影響が!?
・人は寝だめは出来ない?
・若いから乗り切れる睡眠不足
・脳内の毒素を除去しきれない状況に!?
・ストレス蓄積の結果、人間関係も崩す!?
・女性にとっては、特に重要なものです