新しく社会人デビューした人や、ビジネスマンとしてもう一歩進んだ仕事がしたいと望む人がよく読む本の一つとして、自己啓発の本がありますよね。仕事の進め方、気の持ち方、家の中での過ごし方など、そういった文章を読み込むことは仕事のみならず日常の心構えにおいても大きな指標を与えてくれるでしょう。
しかし、こういった文章にかかれていることをすぐに実行していくのは、簡単そうに見えてなかなか難しいもの。書かれている内容の多さや煩雑さから、あまりうまく行かずに挫折してしまうという人も多い事でしょう。
そこで、この記事ではそんなみなさまのために、自己啓発に書いている目標例の代表的なものをご紹介すると共に、簡単に実行できる計画術についてお伝えします。ぜひみなさまの今後のご活動の参考にしてください!
自己啓発の目標例から見る、
仕事のデキる人が行う計画術
まずは目標設定
さて、自己啓発関係の文章で、必ずと言っていいほど書かれているのが「目標の設定」です。まず、自分に何が足りないのか、何が不満なのかを明確に文章化しその解決について具体的に考えていくこと。
これは自己啓発の基本中の基本であり、自分の今後の計画を立てるためにも重要な事です。ぜひ一度じっくりと取り組んでみてください。
夢は大きく
さて、ではどのような目標を立てていくかですが、抽象的な目標の場合、今の自分よりも一つ背伸びしたようなものを書いてみてください。
自己啓発とは今の自分をより大きく成長させていくためのものであり、そのための「夢」が小さいものであっては意味がありません。抽象的な目標は、かなり大きく設定してみましょう。
具体的な行動の目標はシンプルに
抽象的な目標がかけたら、次はその夢を達成するための具体的な行動目標を書くのですが、こちらはあまり複雑なものや難しい物にしてはいけません。これも自己啓発の本にはよく書かれていることですが、いきなり自分に高いハードルを課してしまって挫折してしまうのでは本末転倒です。
まず何よりも継続していけることを第一の目標として、自分が出来るレベルの一歩二歩低い程度のハードルを軽く自分にかけてみてください。千里の道も一歩からで、夢が大きくても、地道にコツコツやっていくことの大切さには変わりがないのです。
具体的な行動の目標は、目に見える形で書く
具体的な行動の目標はシンプルにと書きましたが、ではどのように書くのがいいのでしょうか?ここでのポイントは、その目標や毎日の課題が達成できたかどうかを目に見える形で表すことです。
例えば、毎日〇〇する〜、〇〇の売上げを〇〇までに達成する〜など、出来たかどうかが一目でわかるようなものです。人目で分かる形にすれば、その達成に必要な条件や足りないものも理解しやすくなるので、これはぜひオススメです。
期日を設定する
少し焦っている人や、大きな飛躍をぜひにと望む人は、目標達成までの期日をしっかりと定めておくのもオススメです。タイムリミットを定めておくことは、人に緊張感と危機感をもたらすので、自分の普段の行動にもメリハリが出ます。
適切な期日の長さは目標の大きさやその当人の状況によっても変わってきますが、少し短めの期日を設定して自分に負荷をかけておくのがオススメです。
近い日時の目標は細かく立てる
夢の達成のために今やっておくべきことは、なるべく細かく書いて日々確かめておきましょう。
5年後10年後の目標などをあまり細かく立てることは不可能ですが、例えば半年後の目標のためにやっておくべきことは一日単位で細かく立てることができます。遠い目標は大きく大雑把に、近い目標は小さく細かく、がポイントです。
何故その目標が自分に必要なのか、理由を明確にしておく
最後に一番大切なことですが、目標を立てる際は何故その目標が自分に必要なのか、その理由を明確にしておいてください。この部分があやふやになってしまうと、普段の行動もいい加減になってしまうし、ギリギリのところで踏ん張るモチベーションも湧きません。
ぼんやり目標を立てていたら、実はその目標は自分にとって大して重要ではなかった、というようなことも起きますので、目標はその目標が必要な理由も含めて、しっかりと立ててください。
さて、ここまでで自己啓発の目標例と、その目標を達成するための計画術についてお伝えしました。自己啓発とは、今の自分を飛躍させるための大きな目標と、その目標を達成するための地道な努力の指標を立てるものです。
自己啓発それ自体の実行は決して難しくありませんが、自己啓発で立てた目標の持続はなかなか難しいものがあります。夢は遠い目標は大きく、最初の一歩は小さくで、地道に取り組んでみてください。きっと新しいものが見えてくるはずです。みなさんの素晴らしい目標が達成されることをお祈りしています!
まとめ
自己啓発の目標例から見る、仕事のデキる人が行うのは
・まずは目標設定
・夢は大きく
・具体的な行動の目標はシンプルに
・具体的な行動の目標は、目に見える形で書く
・期日を設定する
・近い日時の目標は細かく立てる
・何故その目標が自分に必要なのか、理由を明確にしておく