勉強法にはさまざまありますが、大学受験に特化して確実に合格するためには、そんな沢山の勉強法の中から選択と集中が要求されます。
大学受験だからと、やたらに時間をかけて何でも勉強すればよいということでは、とんだ周り道になってしまう可能性があります。そこで、記憶力や思考力を使って、効率よい勉強法を正しい方向でできるか、ということが大切になりますよね。
大学受験に対しての科目や内容は、志望する大学により大きく異なります、これは事前のリサーチや現役大学生からの情報収集も必要。
ですが、大学受験のための勉強法というのにはあるていどの法則やコツがあるもの。今回は、それらを焦点に大学受験のための偏差値をアップさせる7つの勉強法をお伝えします。
大学受験勉強法◇
偏差値をアップさせる7つのワザ!
集中力を勉強以外にも様々な方法で鍛えましょう
どんなに時間や手間をかけても、覚えられないものがあったり、理解に苦しむ考え方がでてきてしまいます。やはり必要な時に必要なだけ集中できる能力は鍛える必要があります。大学受験するためには、集中力は必要不可欠なもの。勉強法としても身近なことなどでトレーニングして積極的に生活に取り入れましょう。
まずは5分だけでも、瞑想やイメージトレーニングをしたり、暗算するようになど、心がけるだけでも違います。また、必要な時に集中できるよう、何にでも全力で向かうのではなく、軽く流す場面も作っておきましょう。
感情的な部分はモチベーションアップに利用しましょう
モチベーションというものは、人間の感情に繋がるものに大きく作用します。怒りや好き嫌いなどの感情が芽生えることがモチベーションにつながると言うこと。時には、そんな感情的な部分からくるモチベーションを上手に利用して、「負けたくない」などの競争意識をもつと、人間はより感情的になりモチベーションを保つことができるもの。
ただ、終始まわりと比較してばかりの生活だと何事にも勝ち負けを意識しすぎて勝てなかった時のダメージが大きくなってしまいます。相対的なモチベーションはキッカケのみにとどめておきましょう。
成績やレベルはマメに確認をしましょう
大学受験するための勉強法は、常に確認が必要。現在地がわからなければ、目的地までどのように進めばいいかがわからないですよね。できるだけマメに自分の立ち位置を把握するようにして、今、自分がどのくらいの場所に居るのかを客観視することで、目標の再認識ができます。
また、本番さながらのテスト環境や問題などに日頃から慣れるだけでも心理的に大きなメリットになります。
継続するためには目標をリアルに感じること
大学受験という目標のために、様々な勉強法を実践するものですが、目標はよりリアルな方が勉強にも力が入ります。
勉強ばかりの毎日だと中だるみしてしまうので、良い刺激は常に受けましょう。志望大学を訪問してみたり、在校生や卒業して社会で活躍している人の大学受験の体験談を聞くこと、アドバイスを受けること、生活を見るだけでも、リアルに目標を感じることができれば、モチベーションにもつながります。
受験をゴールとするのではなく、その先も視野に入れることで長期的な自分のライフプランとして考えられれば、長くボリュームのある勉強も頑張れるものです。
目的にあった勉強をするための分析力をつけましょう
偏差値をアップさせるためとは言え、大学受験のための勉強法を実践しなければいけない、ということを忘れずにおかなければなりません。勉強であれば何でも良いとしてしまうのは非効率的ですよね。
目的にあった勉強をするためには、様々な情報収集活動が必要。志望大学の受験科目、難易度、傾向などの情報収集は、どれだけ早いうちにはじめても早すぎるということにはなりません。赤本を購入して、出題形式も研究するなどして、対応策と自分の現状を考えて分析するようにしましょう。
独自のストーリーをつくり工夫して記憶しましょう
様々なものを記憶しておかなければならない大学受験の勉強ですが、勉強法として記憶のテクニックを磨いておきましょう。記憶術などでは物と関連させたりストーリー性をもたせることで暗記しやすい工夫をするもの。それらの工夫は、できる大学受験生がやっている勉強法です。
単語であれば語源から勉強してみたり、歴史であれば他国や横のつながりを大切に覚えるなど、一つのまとまりとして意識して勉強することで記憶力はアップします。科学の分野でも身近に関連した事柄として論文などを調べてみても良い刺激になり覚えやすくなります。
スケジューリングは自分の性格で決定しましょう
後回しにしてしまう性格、集中力が無いタイプ、自信が無くて何度も確認してしまうタイプなど、大学受験を目指す人の性格は様々。勉強法も100人いれば100通り必要です。
どのタイプにもまずやってもらいたいのが、本番までの期間を逆算して、自分に残されている時間はあとどれくらいなのか把握すること。あとは無理の無い勉強時間の確保をしたら、性格に合わせてスケジューリングです。
集中力がある人であれば、余裕をもたせたスケジュール内に、苦手克服や復習の期間を設定。中々勉強が進まない人であれば、毎日少しだけ楽しい分野を混ぜたり、各教科で締め切りをつくって自分を追い込むなど、性格に合わせた工夫をしましょう。
大学受験をするにあたって、上でご紹介した勉強法などを進めていくことになりますが、ひとつ心にとめておいてもらいたいのが、どんなことにも余裕をもたせること。
勉強、勉強と焦る気持ちも大切ですが、思いつめてプレッシャーでガチガチになってしまうと返って自分の力が出せないもの。それは本番だけの話ではなく、努力をつづけている間も同じこと。
苦手分野を克服しなければいけない大学受験だからこそ、勉強法も自分で自信がもてるものをチョイスしましょう。自己肯定感をもつこと。これは普段の生活でも十分養うことができますよね。
どうしても勉強が行き詰ってしまった時には、小さなことから成功体験を積み重ね、自分を責めすぎてしまった時には他の原因も考えるようにと、広く心を構えることで充実した受験生活を送ることができるでしょう。
まとめ
偏差値をアップさせるには
・集中力を様々な方法で鍛える
・モチベーションアップは感情的に
・成績やレベルはマメに確認
・目標をリアルに感じる
・目的のための分析力をつける
・ストーリー性をもった記憶を
・性格に合わせたスケジューリングを