学生時代、英語のテストの前には必ず単語や文法をテスト前に覚えるのに苦労した…なんてことありますよね。日本語で話せばいいじゃん、ここは日本なんだから、と何かと理由をつけて避けてきた読者の方も多いはずです。日本語と英語は文法の順番が違うので、なおさら目的がないと前向きな気持ちになりません。
そんな、英語の文法を辛く苦しく覚えるのではなく、楽しく覚えられるコツがあれば今すぐ実践してみたいと思いませんか。英語も同じ人間が使いこなしているので、そこまで構えるほどではないはずです。
今回は、身近に流れている洋楽や、ちょっとした標識の英語を取り入れながら、英語の文法を学習してきた今までの黒歴史を塗り替えるべく、楽しくそしてもっと知りたいと思える、文法を覚える8つのコツをお伝えします。
英語の文法を
楽しく覚える8つのコツ!
洋楽を聴こう
中学高校くらいになると、JPOP以外に洋楽にはまる人も多いのではないでしょうか。筆者が学生の頃は、英語の教科書にビートルズの曲が掲載されていました。
あまり英語が得意ではなかったのですが、音楽は好きだったので、知らず知らずのうちに覚えていました。それを、そのまま文法にあてはめて、応用を効かしていくという方法をとっていました。
好きな洋画を観よう
洋画を聴くのと同じように、洋画を観て、セリフで文法を覚えていました。こういうときの言い回しや、略し方、流行りの映画を見ることで、その時代の言葉も学べます。
また、さまざまなシチュエーションでの文法も身に付きます。慣れてくると、自分の中の英語の文法の引き出しが増えます。ストックがたまってくると、自分ではこういう言い方をするのにな、なんて突っ込みを入れられるようになるかもしれません。そうすると、将来同じような場面に遭遇した時に自分の言葉として発することができますね。
感覚で覚えよう
上記のように、洋楽や映画を見ることにより、自然と英語の文法が身についてきます。赤ちゃんが言葉を習得するのと同じで、その言葉に触れることでレパートリーが増えてきます。
それに、動詞や形容詞もあてはめていくと文法を覚えることが苦にならなくなります。
海外旅行に出かけよう
やはり、一番実践的なのは海外旅行に出ることです。筆者も、まったく英語が話せませんが旅行会社のツアーに入らずに、単身で海外に行きました。一応ガイドブックは購入し、最低限の準備はしていましたが、単語で勝負、ということが多かったです。
一番自分でも驚いたことは、行きの空港での乗り換え時点では自分の希望するメニューが来なかったり注文も満足にできませんでした。それが、たった5日間、英語だらけの毎日を過ごすことにより、帰りには自分のほしいメニュー、そして味の調整もできるようになっていました。帰国して、英語のテキストに触れてみたところ、文法が自然と身についていました。
問題集はできれば一冊に
テストなどに必要な英語の文法の場合は、できるだけ問題集を1冊に絞ることをお勧めします。あれもこれもと手を出すよりは、文法の基礎をしっかりと抑え、ある程度勉強してから、応用をするといいでしょう。
単語カードを活用しよう
文法も大事ですが、それより大事なのは単語力です。伝えたいけど、単語が出てこない。また、その目的の単語を説明するのにも単語が必然的に必要になります。
そんな時は、隙間時間を使って単語カードを持ち歩くことをお勧めします。今は、アプリなど便利なツールはたくさんありますが、自分で書いて覚えることで、より頭に入ってくることでしょう。
並び替えの練習
単語を覚え、問題集で文法の基礎を身に着けた後は、0から文章を作るのもいいですが、並び替えの問題をいくつか解くことをお勧めします。案外、文法が身に付いたと思っていても、並び替えるとあやふやな部分が出てくるものです。そこをしっかりと抑え、単語を並び替える練習をしてみましょう。
後、穴あき問題も同じくらい解くといいでしょう。ぱっと思い出せるということは、それだけ自分自身の力になっているという証です。
繰り返す
何よりも大事なのが、英語の文法を日々繰り返す習慣をつけることです。10分からの隙間時間でもかまいません。せっかく覚えた英語は、使わないと忘れてしまいます。当時はとても成績優秀に英語を話せていた人も、少し話さなかったり英語のは無関係な環境にいると、きれいさっぱりと忘れてしまいます。
継続は力なりという言葉があります。英語のも続けていくと確実に自分のものになっていきます。
英語の文法を覚えるとなると構えてしまいがちですが、英語も日本語と同じ言葉です。同じ覚えるのであれば、目的をもって、そして、できるだけ前向きな気持ちで英語の文法を習得していきたいですよね。
小さな積み重ねがやがて、高い成果につながってきます。洋楽や洋画に触れるのも一つの方法。また、街中にあるさまざまな英語を見て、これどういう意味だろうと疑問を持って調べる。今は、すぐに調べられる時代ですので、めんどうさがらずに行動に移してみましょう。はじめは知らない単語ばかりで頭がパンクしそうになるかもしれませんが、そのうちに過去に調べたことがあるという単語にいつか出会います。
英語の文法や単語も一つの出会いです。その出会いを、逃さずに未来につなげていきましょう。
まとめ
英語の文法を楽しく覚えるには
・洋楽を聴こう
・好きな洋画を観よう
・感覚で覚えよう
・海外旅行に出かけよう
・問題集はできれば一冊に
・単語カードを活用しよう
・並び替えの練習
・繰り返す