会話上手になるには?苦手意識を克服する隠れ技


テレビでよく目にするお笑い芸人など、顔や性格が全然タイプでなくても、その会話の上手さから、とても魅力的に感じることって少なくありませんよね。

会話上手と言う事は、それだけでとても価値の高いもの。学校でも仕事でも、趣味の世界などでも人との関わりを避ける事は難しいどころか、人に揉まれてやっていかなくてはいけないことばかり。

一人で出来ることには限りがあるし、人と協力したとしても、コミュニケーションが上手く取れていなければ、思うように成果をあげることも難しいでしょう。

コミュニケーションの肝というと、何よりも会話ですね。会話上手になることでコミュニケーションがスムーズに行くだけでなく、自分の能力も何倍にも上がったり、周りから評価されたりするものです。

苦手意識の強い会話ですが、上手になるためには簡単なコツがここにも隠れています。それらのコツを5つに絞ってお伝えします。

 

会話上手になるには?
苦手意識を克服する隠れ技

 

まずは聞き上手になるため、気分が上がる相槌を用意しておきましょう

「会話上手は聞き上手」という言葉を耳にしたことはありませんか?苦手な状態から会話上手にステップアップするために、段階を踏んでいくことにしましょう。

まずは、聞き上手という点から強化していくために、相手の気分が上がるような相槌を用意しておくと良いでしょう。「すごい」「たのしい」「美味しそう」などポジティブな気持ちを表現するワードを多用したり、相手の意見に同意するような相槌になるように「なるほど」や「たしかに」なども共感を得る言葉になります。

 

理解しているサインとして、相手の話の要点をまとめましょう

「オウム返し」というのも会話上手の方法として有名ですね。単純に、相手の言っていることを繰り返すことを意味していますが、いくつか注意点があります。

まずは、あまりにも簡単だったり、短い内容をオウム返しすると相手に不快感を与えてしまうこと。簡単な内容などをオウム返しすると、相手は馬鹿にされている気分になりかねません。また、頻度が多いのも危険です。繰り返しばかりで混乱してしまいますし、こちらの意図を変に勘ぐられてしまうかもしれません。

効果のあるオウム返しは、複雑な内容を話したときや、長いストーリーを聞いたときに、相手の話を理解しているというサインとして使うことがベストです

 

親近感を沸かせるため、相手と同じ仕草をしましょう

会話上手になるためには、会話以外にも隠れたポイントがあります。それは、ジェスチャーです。ジェスチャーも、コミュニケーションをはかるうえで、相手に気持ちを伝える大きな部分を占めています。会話をスムーズに運ぶためには、緊張感や敵対意識を取り去ることから始めましょう。

人間は、自分と同じ動きをする相手に無意識的に好意を持つもの。飲み物を飲んだり、足を組んだりなど、相手と同じ仕草をすれば、親近感をもってもらえます。

 

庶民的で共感しやすいネタを用意しておきましょう

会話の難しいところが、それぞれの価値観が絡んでくることですね。100人いれば、価値観も100通り。まったくバラバラの価値観で会話を進めてしまうと、余計な嫉妬心や劣等感を与えてしまうこともあります。

人間は常に優劣を気にして会話をしている事が少なからずあります。価値観はその都度、その相手に合わせることも必要ですが、自分の周囲のレベルを考えて、親しみやすい内容を用意しておくのもアリでしょう。同世代であれば子ども時代のあるあるネタなど、少し持っているだけで、自分自身にも余裕がでるのでリラックスして会話が出来ます。

 

熟練するにはとにかく数をこなすこと

最初から会話上手な人など、天賦の才でもなければ苦手な人が殆どです。ですが、会話というのは、学生時代や社会人になって色々な機会を経て会話のコツがわかってくる、すなわち後天的なものが多いのです。

何事も、熟練するには練習が必要。とにかく気楽に構えて、他人と会話する機会をバンバン増やしていきましょう

苦手意識が強いのなら、日常的にあまり関係のない相手や、一回限りしか会話を交わさない場所を探してみるのもよいでしょう。練習相手と思っていた人間関係から、思わぬ縁が生まれるかもしれません。

 

会話は、人と人とのコミュニケーションなので、それぞれの性格が違うように、会話の仕方も変わってくるのは当然です。一度や二度上手くいかなくとも、それはたまたまの要素が強いもの。

コツはあっても、必ず上手くいくという方法も無いのが会話です。まさに「臨機応変」さが求められるものですね。どんな相手にも、どんな状況や立場でも会話をスムーズにさせるためには、やはり相手と自分の違いを理解して、受け入れる心が大切。

いろいろな価値観の中で、相手との違いに目を向けるよりも、そもそもが違う価値観の人間同士ということを念頭に置いて、相手と自分の共通点に目を向けると自然に上手くいくものです。

そのためにも、まずは相手の話をよく聞いて、いろいろな部分を引き出すことが出来れば、自分との共通点や、同意できる部分がみつかり、会話を盛り上げることができるでしょう。

 

まとめ

会話上手になるには?苦手意識を克服する隠れ技

・まずは聞き上手になるため、気分が上がる相槌を用意しておきましょう
・理解しているサインとして、相手の話の要点をまとめましょう
・親近感を沸かせるため、相手と同じ仕草をしましょう
・庶民的で共感しやすいネタを用意しておきましょう
・熟練するにはとにかく数をこなすこと


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