記憶術の活用は、日常生活でいろいろな仕事や勉強をこなす上でとても大切なものですよね。特に覚えなければならないものの多い英語学習においては、記憶術を賢く使うことが欠かせません。
ところで、英語学習にとってある意味で最大の課題となるのが、膨大な英単語を覚えることです。身につけるべき単語が多すぎて圧倒されてしまったり、何度も練習しているのになかなか覚えられない単語があったりと、いろいろな試練がありますよね。
でも、記憶術に少し工夫をするだけで、覚えにくい英単語を今よりもずっと効率的にマスターすることができます。そのためのコツについて解説していますので、ぜひ今日からトライしてください!英単語を覚えるのが楽しくなります☆
【英単語記憶術】
一度覚えたら絶対忘れない暗記の仕方!
英単語記憶術(1):スペルとイメージを結びつけること
新しい英単語を覚える上でまず行いたいのは、単語のスペルとイメージの結びつけです。単語を覚えるというとスペルの意味を少し確認する、という覚え方をしている人がとても多いのですが、確実に英単語を身につけたいならそこにイメージも追加しましょう。
イメージ、そして感情を加えることにより、単語そのものが頭に入りやすくなるからです。こうしたとっかかりが一つ増えるだけでも、英単語の定着度は抜群に上がります。
英単語記憶術(2):聞いてみる
英単語を覚えるのに必要な作業というと、「何度も書く」、「意味を確認する」の2つというイメージがとても強いですよね。たしかに、電車などで学生たちが単語帳を血眼で眺めていたり、指を一生懸命動かしていたりする光景をよく目にします。
しかし、習った単語をもっと鮮烈に脳にインプットするためには、「聞く」というステップもとても大切。単語のスペルや意味が頭に入った状態で音声確認をすることにより、初めてその使い方などに納得できるからです。
そのため、英単語学習参考書はCDがついているものがおすすめ。ついていなければ音読などでカバーしましょう。
英単語記憶術(3):読む
英単語を「聞く」をマスターしたら、今度は自分で読み上げてみる番です。習った単語やそれを含む例文を読み上げ、自分が本当に理解しているかを確認します。自分の声で読み上げることによりインプットを強めるという効果も。
単語の発音については試験に出題されることもありますし、また正しく発音できなければ会話できませんので、練習しても決して無駄ではありません。また、単語のアクセントにも注意してください。
英単語記憶術(4):実際に使ってみる
英単語を確実に身につけるためには、その単語を自分でも使ってみることがとても大切です。英単語学習の仕上げとなりますので、欠かさずにトライしましょう。
習った単語で自分なりのフレーズを作ってみたり、英作文してみたりするのがおすすめです。短いフレーズや作文ならさほど負担にならず、また新しい英単語を習うたびに挑戦していればその分英語組成能力もつきます。
英単語記憶術(5):少しずつ覚えていくこと
英単語記憶術のNGは、たくさんの単語を一気に覚えようとすることです。試験対策として大量の単語を覚えなくてはならないことは確かにありますが、一度にたくさんマスターするのは科学的にも無理なお話。最大で5〜10くらいしか頭に入らないと言われています。
そのため、英単語を覚えるときは必ず長期の計画を立て、少しずつ覚えていくのが鉄則です。一気に覚えようとするよりも記憶に残りやすくなります。
英単語記憶術(6):夜と翌朝に確認する
記憶を高めるには習ったことを寝る前に確認すると良いとよく聞きますよね。これは本当のことですので、英単語記憶術にもぜひ活用しましょう。
その日に学習した単語にもう一度目を通し、発音したり英会話フレーズを作ったりしてみます。覚えが悪い単語は少し時間をかけ、何度も練習しましょう。
そして翌朝に確認し、きちんと頭に入っていればパーフェクト。ちょっとぐらつきがあっても、その度に読んだり話したりしてインプットを深めていけば大丈夫です。
記憶術を使って英単語を覚える方法、いかがでしたか。
まずはスペルとイメージを結び付けることにより、その単語の脳に対するインパクトを強めます。その単語の持つシーンなどをはっきりとイメージするのがおすすめです。少しくらい感情をこめても良いでしょう。
次に、その単語の発音を聞き、自分でも読みます。このように音を通じてインプットを強めるというのも記憶術の一つですので、英単語を覚えるときにもぜひ活用しましょう。発音だけでなくアクセントの位置にも要注意。
また、たくさんの単語を一気に覚えようとしてはいけません。これでは一つ一つの単語への注意がおろそかになり、時間の無駄になってしまいます。一つずつ丁寧に覚えていき、記憶が定着しやすい夜などに念押しをしたほうがはるかに効果的です。
まとめ
記憶術を英単語学習に役立てるには
・スペルとイメージを合体させる
・音声を聞く
・自分で発音してみる
・単語をどのように使うか考える
・一気にたくさん覚えようとしない
・夜眠る前に再確認