英語文法☆最低限知っておきたい5つのルール

英語文法☆最低限知っておきたい5つのルール
英語文法は何だか難しそうで、英語を勉強したいと思っても知らず知らずのうちに避けてしまいがちですよね。「英会話だけ勉強したい」、「英語の文法は実際必要ないと思う・・・」と感じている人も多いようです。

しかし、本当にネイティブと分かり合える英語力を身につけたいなら、文法の学習は必要不可欠。こちらにとって英語の文法は難しいとはいっても、ネイティブは毎日のように使い回しています。また、文法をきちんと勉強していることをネイティブに示すことは、ネイティブに対する思いやりでもあるのです。

それでも、英語の難しい文法をすべてこなすのは大変です。そこで、「そこまで難しくはないけれど、これだけは押さえておきたい!」という英語文法5つをまとめました。ここできちんと土台をつければ、さらにレベルの高い文法習得も夢ではありません。それでは、最低限知っておきたい5つのルールをお伝えします。

 

英語文法☆
最低限知っておきたい5つのルール

 

語順

英語の文法を勉強する上でまず頭に入れておきたいのは、日本語の語順と英語の語順とは異なるという点です。日本語は「主語 + 目的語 + 動詞」と流れるのに対し、英語では「主語 + 動詞 + 目的語」と、主語の直後に動詞が来るのが基本

たまに主語と動詞とで副詞をサンドイッチする状態になることもありますが、基本的には主語のすぐ後に置かれるのは動詞となっています。

英語を話すたびに語順をいちいち変換しなくてはならないなんて、ちょっと面倒に思えるかもしれません。しかし、これに関しては、日本人と英語ネイティブの間で発想の違いがありますので、どうすることもできないのです。何回も練習して覚え切ってしまいましょう。

 

動詞の活用

動詞の活用は、英語を読んで理解したり英会話したりするときには必要不可欠です。なぜなら、現在形における動詞は主語に合わせて活用させるから。特に英文を読んでいるとき、主語に対応している動詞をすばやく見つけ出せれば理解が早くなりますが、そのためには活用の知識が必要です。

また、英語では現在形だけでなく、過去形や未来形など時制についての情報を動詞活用から得ることも多いため、活用の知識はやはり欠かせません。

とはいえ、動詞の数は非常に多く、また時制ごとに活用の形が異なるので、一気に覚えようとすると難しく感じてしまいます。少しずつ、自分でも英作文してみながら覚えていくのがコツです。また、異なる動詞が同じ活用パターンを持つことがありますので、そのパターンを上手に利用しましょう。

 

否定文・疑問文の作り方

英語の文体には大きく分けて3種類あります。最も多く使われているのは肯定文ですが、その他に打消しの文である否定文、疑問文も使えるようにしておかなければなりません

とはいえ、否定文も疑問文も、英語文法としてはあまり難しくはないのでご安心を。たいていの場合、語順を少し入れ替えて動詞を原型に戻すだけだからです。コツさえ覚えればすぐに理解できます。また、疑問詞の練習をするときにはいろいろな疑問詞にもあたりましょう。

 

代名詞

英語文法には多彩な「代名詞」があり、その数の多さは英語学習者を悩ませるものです。主格、目的格、所有格、所有代名詞とそれぞれ形が違うため、一気に覚えるのは難しいかもしれません。

しかし、代名詞は英語文法の基礎でもありますし、使い分けがしっかりできていないとつたない英語話者と思われてしまうため、無視して通ることは不可能です。何度も何度も練習し、どの代名詞をどのように使うのかを完全に理解するようにしてください。英作文がおすすめです。

 

助動詞

助動詞も、英文の理解や英語文法の学習にとって欠かせないキープレイヤーの一つ。「must」や「will」、「should」など、さまざまな種類があり、意味もそれぞれで異なります。一般動詞やbe動詞にプラスして使うことでさらに高度な英文を作ることができるので、しっかり覚えてください。

助動詞では覚えなければならないことが多いため、英語文法の中でも難しいステップだと思われるかもしれません。しかし、助動詞を使うときは動詞を活用する必要がない、というありがたい点もあります。意味さえきちんと覚えてしまえば楽ですので、苦手意識を捨てて向き合いましょう。

 

英語文法に欠かせない5つのルール、いかがでしたか。英語文法の中でも特に大切な文法というだけあり、覚えなければならない点が多く、圧倒されてしまいがちかもしれません。さすがは語順や動詞活用、否定文や疑問文の作り方など、日本語とは大幅に異なることばかりですよね。

しかし、本当に英語をマスターしたかったら、このような文法の違いから目をそらしてはいけません。外国語習得に一番必要な姿勢は、自分の母国語との違いを理解し、そしてその違いを丁寧に扱ってあげることだからです。そのように愛を注いであげればあげるほど、習得もスムーズに進むようになります。

そのため、この5つの基本的な英語文法をまずはマスターしてください。ゆっくりと、そして新しい知識を身につける喜びを感じながら勉強すれば、必ずしっかりと理解できます。

まとめ

英語文法で最低限必要なルールとは

・語順の違いを理解する
・動詞の活用を覚える
・否定文・疑問文を理解する
・代名詞を覚える
・助動詞の種類を覚える


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